EC2 キャパシティ不足のエラー発生時の対応まとめ

EC2 キャパシティ不足のエラー発生時の対応まとめ

Clock Icon2022.10.31

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

概要

Insufficient Instance Capacity エラー発生しインスタンスが起動しない場合の調査・対応方法を記載します。

Insufficient Instance Capacity / Insufficient capacity エラーの詳細

このエラーは EC2 インスタンスを起動した際に、利用しているインスタンスタイプのリソースが AWS 基盤でキャパシティー不足になっている場合に起こるエラーです。

エラー内容例:
RunInstances オペレーションの呼び出し中に、エラー (InsufficientInstanceCapacity) が発生しました。現在、リクエストしたアベイラビリティーゾーンに十分な容量がありません。

関連 AWS ドキュメント:

EC2 インスタンスの開始または起動時に発生する、InsufficientInstanceCapacity エラーのトラブルシューティング

キャパシティ不足エラー発生時の調査

EC2が起動できなかった原因として、
キャパシティ不足発生していたかどうか CloudTrail からエラー内容を確認することが出来ます。

キャパシティ不足エラー発生時の対処方法

キャパシティ不足エラーは、現在ゾーン RI とキャパシティ予約を行うことで、事前にエラーを回避することが可能です。
RI とキャパシティ予約の比較は、以下ブログに記載があります。

キャパシティ予約の概要と対象方法は、以下ブログで記載しました。

キャパシティ予約の設定

キャパシティ予約の設定手順は、以下ブログで記載しました。
インスタンスの適格性を対象で設定した場合、対象インスタンスを一度停止起動する必要があるため、注意が必要です。

キャパシティ予約の設定時の挙動確認は、以下ブログで記載しました。

キャパシティ予約の設定時にインスタンスタイプを変更する場合の挙動は、以下ブログに記載があります。
キャパシティ不足エラーの回避方法として「インスタンスタイプを変更する」ことでエラーを回避することも可能です。

キャパシティー予約後、インスタンス起動時にキャパシティー不足のエラーが出る場合の対処方法は、以下ブログに記載があります。

キャパシティ予約には CloudWatch メトリクスも提供されています。
現在使用中のインスタンスの数のメトリクスがあるので、キャパシティ予約の利用数に過不足がないか監視することができます。

参考資料

アノテーション株式会社について

アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、さまざまな背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.